CROSSTALK クロストーク

それぞれ部署や役職の異なる4名に集まってもらい、
入社した理由や現在の仕事、現場で感じる企業風土などを語ってもらいました。

※このコンテンツは2023年に作成されたものであり、社員の所属部署は2023年当時のものです。

MEMBERS

  • S.H.

    管理本部
    タンザニアオフィス
    責任者
    2012年度入社

    S.H.

  • A.K.

    営業本部 営業部
    G2. CONGO.D
    Division Manager
    2014年度入社

    A.K.

  • M.T.

    管理本部 管理部
    人事総務課 課長
    2015年度入社

    M.T.

  • M.C.

    営業本部 営業部
    G2. MALAWI.D/
    WEST AFRICA.D
    Assistant
    2018年度入社

    M.C.

THEME 1 THEME 1

THEME 1転職先としてエスビーティーを選んだ理由は?

A.K.

前職は金融関係の営業職でした。前職と同じように英語を使って営業がしたいと思い転職先を探していたときに、たまたまエスビーティーのホームページを見つけたんです。世界を相手にビジネスをしている点に興味を持って、中古車業界の詳しい知識もないまま面接に行きました。

M.T.

そのときの印象はどうでした?

A.K.

面接をしてくれた前社長がとても明るくて話しやすい方だと思いましたね。とりとめのない話で盛り上がって、その場で採用が決定しました。

M.T.

フランクな雰囲気がA.Kさんらしいですね。私も実はA.Kさんと同じ職場で金融関係の営業をしていました。仕事柄、経済指標を見る機会が多く、特に経済成長が著しいアフリカを相手にビジネスがしたいと考えて選んだのが中古車業界です。とくにエスビーティーはケニアやタンザニアなどアフリカ諸国への輸出が伸長していたので、直感的に「ここだ!」と思いました。

M.C.

エスビーティーは中古車輸出業の中でも日本でトップクラスですね。しかも、インターナショナルな環境で仕事ができる上に、有給休暇が取得しやすくて残業も少ないんです。私が希望する条件が全て揃っていました。

S.H.

働く環境がいいですね。私にとっては、発展途上国を相手に取引をしているという点も魅力でした。エスビーティーもまだ発展している段階にある会社なので、成長へのモチベーションを持って一緒に自分の可能性を広げていけると感じましたね。

THEME 2 THEME 2

THEME 2現在担当している業務内容について教えてください。

A.K.

コンゴ民主共和国(以下、「コンゴ」)を中心としたマーケットのDM(ディビジョン マネージャー)として、パキスタンにいる約30人の営業部隊を管理しています。コンゴの国内情勢を踏まえた上で経済を分析して仮説を立て、営業戦略を練って実行し、結果が伴わなければ修正してまた別の仮説を立てるというように、分析と実行を繰り返しながら売上につなげていく仕事です。

M.T.

私は、A.Kさんが担当になる去年の3月まで、コンゴのDMをしていました。去年、会社から「人事総務にチャレンジしてみない?」と声をかけていただき、現在は人事・総務を担当しています。

A.K.

人事・総務は社員がいろんなことを相談しにいく場所なので、人柄のいいM.Tさんが選ばれたんですよ、きっと。M.Tさんほんと怒らないし(笑)。

M.T.

頑張って怒らないようにしているんです(笑)。ずっと営業部門にいたので、コンプライアンスに沿って会社を運営するという仕事の全てが初めての経験で、新鮮ですね。新しい気づきの連続です。

M.C.

私はマラウィと西アフリカエリアのマーケットを担当しています。アシスタントマネージャーとしてDMを補佐しつつ、マーケットの状況を見ながらメンバーが売上目標を達成できるようにチームをサポートするのが私の役割です。以前は営業として実際にお客様に車を販売していました。当時マネージャーだったM.Tさんとも一緒に取引先のオートオークションを訪問したりしましたね。

M.T.

M.Cさんは当時から勉強熱心だったよね。マーケット分析に生かすためにマーケティングの資格取得にもチャレンジしていたね。

M.C.

オンラインで勉強しました。今も、一人前を目指して勉強中です。

M.T.

S.Hさんはタンザニアのオフィスの責任者ですね。

S.H.

タンザニアオフィスでは現地スタッフを採用したり、責任者としてスタッフの営業活動をサポートしたりしています。現在は、新サービスを展開するための新たなタンザニアオフィスの設立に向けて準備を進めている段階です。次々と新しい挑戦ができるので面白いですね。

THEME 3 THEME 3

THEME 3エスビーティーだから
チャレンジできたこと、経験できたことはなんですか?

A.K.

入社直後にマレーシアのマーケットを任されて、現地オフィスの立ち上げを経験できました。売上も順調に伸びていたのですが、そこで私が大失敗してしまい、オフィスを閉鎖するという事態に・・・。一時は解雇も覚悟しました。ところが、その後すぐにタンザニアやコンゴといった会社の中でも重要なマーケットのマネージャーを任せてもらえたんです。

M.T.

会社としては、「失敗」っていう結果よりも、それまでのA.Kさんの挑戦する姿勢を評価したんだって聞いたことがあるよ。失敗しても、こんなにすぐにセカンドチャンスを与えてくれる会社は他にないよね。

A.K.

「頑張れ」と背中を押してくれた会社に感謝しています!

M.T.

海外の営業チームと協力して担当マーケットの売上を伸ばしていくという運営方法も、エスビーティーならではですね。営業職だった頃にパキスタンの同僚と一緒に売上を達成したとき、ふと「今、直接会ったことのないパキスタンで生まれ育った人たちと、同じ達成感を共有できてるんだな」ってすごくうれしくなりました。海外出張ではパプアニューギニアやガダルカナル島、トンガ、サモア、タンザニアと日本にはあまり馴染みのない国々に行って貴重な経験ができました。

M.C.

私も海外出張に行き、現地オフィスのスタッフやお客様とコンタクトを取る機会がありました。その国のマーケットを肌で感じられるので視野が広がって、見える世界が変わりますよね。

M.T.

ヤード(国内の自動車の保管場所)で人手が足りないときは、自分から手を挙げて手伝いに行ってくれたこともあったね。

M.C.

あれはとてもいい経験でした。普段の仕事はオフィスの中で完結するのですが、実際に自動車が管理されている現場を見て、輸出のフローをイメージしやすくなりました。

A.K.

手を挙げれば挑戦させてもらえるから、得られる経験がどんどん増えていくんだよね。S.Hさんもいろんな国に行ってますよね?

S.H.

入社後一年でアフリカ数カ国に出張に行きましたね。帰国後しばらくしてからタンザニアに赴任することになったので、日本での勤務年数の方が少ないくらいです。今は、現地で付加価値を生み出して顧客満足度を高められるような新サービスの開発に向けて動いています。

M.T.

苦労していることはありますか?

S.H.

文化の違う国の人たちと働くという点では苦労することもありますね。タンザニアオフィスには社員が25名いますが、独特のスピード感や価値観があって、その環境で育ってきた彼らに日本流のビジネスをしてもらうのはなかなか大変です。

M.T.

どうやって理解してもらうんですか?

S.H.

時間をかけて何度も根気強く伝えています。あと、私自身がしっかり仕事に向き合って、その「姿勢」を見てもらうことも大切ですね。ただ一方で、こうした多様な文化を感じ、それを受け入れながら働くことができる点も面白みの一つだと思います。

THEME 4 THEME 4

THEME 4部署間の連携や社内の雰囲気
について教えてください。

M.T.

中古車輸出は、仕入れから入庫管理、販売、船積み手配、出港、現地到着という一連の流れがあるので、どこか1か所にでも不具合が発生すると全てに影響が出ます。どの部署に在籍していようと必ずどこかの工程に関わることになるため、部署間の連携は非常に大切ですね。

A.K.

人事・総務として心がけていることはありますか?

M.T.

「気軽になんでも相談できる部署」と思ってもらえるように心がけています。例えば「このゴミはどう処理したらいい?」とか、毎日本当にありとあらゆる相談が来ますよ。でも、それも「オフィスの健全な運営」という意味では会社のビジネスモデルの重要な一部なんですよね。些細なことと思わず、しっかりコミュニケーションを取りながら対応するようにしています。

M.C.

私の部署もコミュニケーションが活発ですよ。スリランカやパキスタン、バングラデシュなどさまざまな国に現地スタッフがいて文化も考え方も違いますが、お互いを尊重し、責任感を持って働いているので雰囲気がとてもいいですね。私もこのチームの一員になってから、仕事への責任感が強くなりました。

A.K.

「いい仕事をしよう!」とみんなが思っているから、チームのベクトルが一致するんだよね。どの部署も上司・部下関係なく協力的なので、誰かの顔色をうかがって表面的な関係性を築く必要もなく、自然とコミュニケーションがとれる環境だと思います。タンザニアオフィスともよくやりとりしていますが、トラブルが起きた際にも、会社というよりS.Hさん個人のリレーションで解決してもらっていると感じています。

S.H.

みんな仲がいいんですよね。アフリカ地域はもちろん、それ以外のマーケットを担当するDMや各国のオフィス責任者とも「こんなことが起きてるんだけど、そっちはどう?」と気軽に情報交換できる雰囲気があるので、問題が起きても早めにキャッチアップしてスムーズに解決できているんじゃないかと思います。

THEME 5 THEME 5

THEME 5今後チャレンジしたい
ことはなんですか?

M.T.

これまで物流事務、営業と部署を異動してきて、今は人事・総務に在籍していますが、振り返ってみると過去の経験は全て今の仕事に結びついていたように感じています。昨年までは自分が人事・総務の仕事をするとは思いもしていませんでしたが、きっとこの仕事で身についた知識も今後の役に立つはずです。点と点が今後どのようにつながるのかを楽しみに、自分の成長や会社の将来に活かしていきたいと思います。

M.C.

私はこれまで担当していたマラウィに加えて、2ヶ月前から出身地である西アフリカのマーケットを担当することになったので、市場や文化の知識を武器に本領を発揮して、売上アップに貢献したいと思っています。ただ目下の課題は、マラウィのドル不足ですね。

A.K.

そういうときは常にマーケットをウォッチしておくことが大事だね。ドルの状況が回復したときに向けてしっかり準備しておくといいよ。

M.C.

そうですね。マーケットの情報を収集して備えておきます。早くマネージャーのようにいろんな仕事をこなせるようになりたいので、マーケティングをさらに勉強して、売上を上げるチームづくりができる人材を目指します。

A.K.

私も、売上拡大のために頑張ります。コンゴの人口はこれからも増加しますし、生活水準が上がるにつれて自動車の需要も高まり、マーケットの規模はもっと拡大するはず。そのシェアを確実に掴むためにも、S.Hさんの協力も得てコンゴにも新オフィスを作りたいです。そうすれば一次情報も得やすくなるし、S.Hさんが今タンザニアで立ち上げようとしている新サービスをコンゴでも展開することができて、顧客満足度や知名度の向上につながると考えています。

M.T.

会社としては今後、個人顧客を増やしていこうという方針があります。個人間取引になると輸入の手続きや輸出入規制・関税に関する知識など、手厚いサポートが必要になるので、オフィスの新設や新サービスが、今後の個人間取引をサポートする上での重要な基盤になりますね。

S.H.

まさに今回立ち上げる新サービスは、お客様に安心して輸出入の取引をしていただく仕組みを提供するものなんです。タンザニアを中心に隣国への展開も計画しているので、ぜひ成功させたいですね。より多くのお客様に「エスビーティーに依頼して良かった」と思っていただけるサービスを作り上げて、会社の成長につなげたいと思います。